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オリ・山田OB会長、来季も臨時Cやる!「呼ばれれば」

「阪急・オリックスOB会」が3日、兵庫・芦屋市内のホテル竹園で行われた。山田久志OB会長(68)は最下位に終わったチームを救うため、「呼ばれれば来春も駆けつける」と、今春に続いての"押しかけ"臨時コーチも辞さない、熱き思いを明かした。  

 偉大なる286勝サブマリン山田会長がいて、世界の盗塁王・福本豊副会長、本塁打王3度&打点王3度の長池徳士、代打本塁打世界記録の高井保弘…。OB会に集った栄光の戦士たちにとって「最下位」は屈辱以外のナニモノでもない。

 会冒頭の挨拶は穏やかに終えた山田会長も、報道陣に囲まれると本音が出た。「期待はずれだった」と。そして、「福良監督もやりたいことの半分も出来なかったのでは。辛そうだった」と振り返った。

 ただ、嘆くだけではOBではない。"古巣"を何とかしたい、の思いがあった。

 「呼ばれれば、福ちゃん(福本氏)と一緒に駆けつけるよ」

 ちょうど1年前。OB会で福良監督から直接要請を受けて、今春のキャンプで臨時コーチを務めた。福良監督は熊本の被災地復興支援イベント参加のため欠席で、ことしは要請を受けていないが、"押しかけ"てでもの熱意がにじみ出る。

 「(FA流出の)糸井は大きいけれど、必ずカバーする選手は出てくるもの。そこそこ戦えるはず」

 来年40回目を迎えるOB会。明るい集いにするためにも、OB一丸で全面支援する。 (上田雅昭)

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